(認定期間:2024年8月1より2026年7月31日まで)
トップメッセージ
エクセレントグループは、有料老人ホームや保育園の運営、入居者紹介、人材紹介、医療コンサルティング業務など、多岐にわたるサービスを提供しています。急速な社会環境の変化に対応し、高品質なサービスを提供するために、積極的にDXを活用し、新たなビジネスモデルへの拡張と品質の高いパートナーとの協業を目指しています。
この重要な取り組みを推進するために、DX推進役員を新たに選任し、経営幹部、事業部門、情報システム部門が参加する専門プロジェクトチームを設立しました。これにより、当グループのDX戦略を一層加速させることを目指しています。
日本が直面している少子高齢化と生産年齢人口の減少による労働力不足は、私たちにとっても避けられない課題です。私たちのスローガン「オンリーワン・オンリーユー」を胸に、人々の絆を大切にしたサービス提供を続けてまいります。
今後も積極的に情報を発信し、エクセレントグループのDX戦略の実現ならびに社会貢献に向け、全力を尽くして参ります。
エクセレントグループ
代表 大川 一則
DXロードマップ
ビジネスモデル
エクセレントグループは、「オンリーワン オンリーユー」をビジョンに掲げ、ひとと人とのつながりを基にご利用者様をサポートしてまいりました。この考えに加え、ICTやIoT技術を活用して、利便性に優れたサービスや安心・安全なサービスなど、新たな価値を提供することを目指しています。
具体的には、介護施設の入居者様に対して、適切な情報管理や見守りカメラ、ベッドセンサーを用いた高品質なケアを提供しています。また、エクセレントグループだけでなく、同業他社と連携し、業界全体でお客様への課題解決に取り組んでいます。さらに、ニーズに応じた福祉用具や専門医による治療などを通じて、より安心・安全に暮らせる環境をサポートしてまいります。
DX方針
データの統合・可視化・分析
・介護、管理業務、営業データを収集し、統合して分析できるようにする・収集したデータの所在を可視化し、利用者が迅速に活用できるようにする
DX関連技術の導入
・介護現場でIoTセンサーを導入し、利用者の健康状態や環境をモニタリングする・インカムを使用して介護職員同士のコミュニケーションを円滑化し、職員の移動負荷も削減させる
・防犯カメラの導入により、利用者様の見守りを強化する
・クラウドを活用してVPNを利用しないネットワークを構築することで、セキュリティとアクセスの効率を向上させる
・ワークスタイルの変革により、クラウドとリモート技術を活用して効率的な業務を実現させる
地域とのコラボレーション
・地域との連携を強化し、社会貢献性の高い地域還元型アプリ開発する成果指標
お客様と従業員の満足度の向上
顧客調査と従業員満足度調査において、デジタル技術を用いながらさまざまな課題解決に応えることで、絶えず向上し続けることを目標としています。
事例
DX推進体制
【推進体制】
DX推進委員会は、DX推進担当役員を任命し、プロジェクトを運営しています。この委員会は、経営課題からデジタル化に関する課題を、導入から定着まで一気通貫で支援し、業務効率化や生産性向上を推進しています。
【モニタリング】
成果を測定するために、KPIを設定し、定期的にモニタリングを実施しており、進捗の評価やタスク達成のプロセスの見直しを通じて改善点を特定しプロジェクト管理しています。
実施内容
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2023年DX推進委員会を設立
Vision実現への取り組み「7to1 Project」 -
介護現場のIot機器による介護者見守りシステム導入
「DX白書の2023」にて弊社のICTを活用した見守りシステムの事例 - 介護現場へのタブレット・モバイル導入による作業性の向上
- 従業員のコミュニケーション・情報共有のためグループウェアの導入
- データ活用基盤にローコード開発プラットフォームKintoneを導入
- セキュリティ強化にUTM、全パソコン・サーバにセキュリティ対策ソフトを導入
- セキュリティ意識の向上のためセキュリティ規定を策定
- 従業員へセキュリティ教育の実施
- 介護記録ソフトの導入
- 給与・人事・会計・勤怠ソフトのクラウド化
- スマート介護士資格取得への支援