令和7年春の叙勲 受章報告 ~瑞宝単光章 看護業務の功績~

私の看護師キャリアについて

私は2023年6月に、兵庫県宝塚市にあるエクセレント宝塚ガーデンヒルズに入職し、現在看護師として約130名のご入居者様の健康管理に携わっております。

入職前のキャリアは、自衛隊看護官として自衛隊病院や衛生科部隊、医務室等で勤務し、災害派遣やイラク復興支援活動やジャワ島地震国際緊急医療援助隊活動等さまざまな経験を経て自衛隊阪神病院看護部副看護部長を最後に54歳で定年退官いたしました。その後5年間は兵庫県看護協会にて看護職の人材確保や復職支援、災害支援ナース養成研修やまちの保健室等の業務を経験し、第3のキャリアとして現在に至ります。

エクセレント宝塚ガーデンヒルズは介護付き有料老人ホームです。過去の看護師経験がこの施設で活かせるか不安がありましたが、日々入居者様やそのご家族様のケアを通じ介護施設における看護を学ばせていただき、新たな自己の課題解決に取り組んでおります。

叙勲受章の詳細

この度、令和7年春の叙勲に際し、はからずしも 瑞宝単光章拝受の栄に浴し身に余る光栄と感謝しております。去る5月12日東京市ヶ谷にある防衛省にて、中谷元防衛大臣より勲記勲章の伝達を受け、その後椿山荘にて陸上幕僚長主催の祝賀会食に参加その後、各省庁別の大型バスに乗り、皇居に参内し、他省庁合同の団体で皇居豊明殿にて天皇陛下に拝謁の栄誉とともにお言葉を賜り、感激の極みでした。

今回の叙勲行事は配偶者を同伴でき、受章者付添者ともに男性はモーニング、女性は色留袖または、ロングドレスとなっており、私は気品あるグレーのロングドレスを着て、左胸に勲章を装着し、身の引き締まる思いでした。皇居から帰る際には、「菊焼残月」と皇居の絵葉書を記念に賜りました。菊焼残月は宮中晩さん会や園遊会でも引き出物とされているようで、菊は古来より長寿の象徴とされており、その菊の模様が夜空に残る月の美しさを表しているそうです。

感謝と今後の抱負

今回の受章は自衛隊での看護業務功績が認められましたが、エクセレントケアシステム入社後現在まで看護師としてのキャリアを継続できているからこその受章だと思います。これもひとえに永年にわたり皆様からいただいたご指導ご懇情の賜と心より感謝申し上げます。今後ともこの栄誉に恥じることのないよう、高い倫理観を持ち初心を忘れず日々のケアに責任を持ち勤務していきたいと思います。

介護付き有料老人ホーム
エクセレント宝塚ガーデンヒルズ
看護師 中野 奈保子

※掲載内容は 2025年06月10日 時点のものです。